子どもを勉強好きにする方法

八光ブログ

こんにちは、八光です。

今日は子どもを勉強好きにする方法を一つ紹介します。

良い方法はたくさんあると思いますが、深く間違いのない方法です。

それは、、

親が勉強することです。


子どもは親のやっていることをよく見ています。アンテナがフォーカスされていますからw
試しに何か勉強してみてください。
本を読むだけでもいいですし、自分の趣味の練習でもいいです。

必ず子供は「えーなにやってんの~?」ときます。
子どもは元来、ヒマな動物です笑 
親が興味持って向かっていることを見つけると、お、なんだ?なにやってんだ??となります。

そこで何かが伝わります。
なんか、熱中するっておもしろそう、、
母ちゃんがやってるなら俺もできる!俺もやりたい。

ここで「あなたもやりなさい」とは間違っても言わないように!
あくまで自分が楽しんで学ぶだけです。できればささやかでも目標を持って。
母ちゃん、なんか熱心に続けてるな。やるじゃん。なんかかっこいいぞ。

ある有名なバイオリンの指導者のやり方がこれです。
子どもをこの教室に入れようと思ったら、まず親が一曲演奏できるまで練習することをさせられます。それまでは子どもはバイオリンに触れません。

親は練習を始めます。素人から、少しずつうまくなります。子供はそれを見ています。
人間にはミラーニューロンというものがあり、人の動きを見ているだけで自分の体でやったのと同じように感じ取れる働きがあります。俗に「見て取る」というやつです。
子どもは存分に見とり稽古を積むというわけです。
でも触らせてもらえません。
もしここでいきなり触らせたらどうなるでしょうか?
体をコントロールする力の弱い子が好き勝手やってもうまくいきません。で、好き勝手できないなら嫌だ!となって嫌いになります。

触らせてもらえないことで、自分勝手にはできません。でも親はやっている。となると見るしかありませんw ここで、ちゃんと見て取るというミラーニューロンの刺激にもなっているのです。
ここで、えーやりたいやりたい、俺もできる!とおあずけ効果で意欲も高まるでしょう。

親が一曲できるころには、体のバランス、腕の動き、リズムの取り方、目線の集中、休憩の入れ方、難しいところに繰り返し挑む姿、変化、できたときの感動など、楽譜以外のたくさんのことを見ることになります。

それでも、バイオリンやりたい? ーうん!やる!

となったとき、もう見とり稽古が出来ているので、いきなりできたりします。もしかしたら陰で練習していたかもしれません。体のバランスなどもできているのでぐんぐんうまくなります。
一過性の気まぐれではなく、一曲しあげる取り組みや感動も知っているので、すぐに諦めてやめることもありません。

何より、親も一旦練習することで他人事ではなく、練習の喜び、難しさを共感してあげられる関係になることも大きいでしょう。
親の温度感を子供は感じます。

さて、こどもがバイオリンをやりたがった時にすぐ与えてやらせるのと、どちらが良いと思いますか?
たくさんの名バイオリニストを育てた先生の教授法です。
ここから得られるものは大きいのではないでしょうか。

多くの親は、堂々と「自分は勉強が嫌い、学生のとき以来勉強してない、役に立たない、もうしたくない」w的なことを子供の前で明言されています。それで子供が楽しく学ぶようになるでしょうか?
きっとその方達はあまりいい教授法をされてこなかったのでしょうが、子供にまでその間違いを引き継がせることはありません。

自分の好きなことで構いません。勉強してみてください。

きっと深ーい人間的な喜びが生まれます。
必ず。
俺も!私も!

コメント

タイトルとURLをコピーしました