こんにちは。八光です。
今日はズバッと、忍者とはなんぞや、ということを書きたいと思います。
忍道=考え方
忍術というと、特殊な飛び道具、アクロバティックな体術による戦いを想像するかもしれませんが、それはごく一部に過ぎません。
忍者の役割は、敵の間に忍び込み、大事な情報を得て持って帰り、戦いを有利にすすめることです。
なので、
忍術はそのための総合技術でした。
とにかく何とかして生きて帰ってくること!
アタマ使え!ねばれ!
ということが中心です。
カーっとなって戦えば、負けて死ぬかもしれません。そしたら情報筒抜けで、自陣には大きな危険です。
ケガするだけでも途中の道のり、死んだり見つかったりするでしょう。
ばれちゃだめなのです。
水遁、火遁、、
遁走、とんずらする技がいっぱい。
ちょっとでも隙を作っては逃げる。危険を避ける。
武士ならば、生き恥をさらすくらいなら命を捨ててでも引かず戦うかもしれません。
忍者的には、いやいや、それはだめでしょ、、ってことになる。
一時の恥辱に耐え忍び、大きな勝利のために自分のプライドを捨てる。
捨て鉢にならない。
それが忍者を象徴する「忍」の文字です。
心の上に刃を置き
自分を一瞬コントロールして、考える。
他にいい方法はないか?
本当の目的にかなっているか?
一人でだめならみんなでやっちゃおうぜ
敵だって味方にしたほうが最強じゃない?
困ったときは助けてくれよ、俺も行くから
いい情報渡しあおうよ
発想は自由
こんな武術ありますか?
だから好きなんですw
忍術は武術とは違います。
個人の心身、自然現象、社会、心理、宇宙、神 全て含みます。
全て関わってくるから
何一つおろそかにする理由はない。
一人じゃ生きていけないんです。
真の強さとは?
本当の勝利って?
一時の心の暴走、妄想から抜け出し、それを考えるのが忍道だと思うのです。
なんと素敵な道でしょうか。
あくまで八光流の解釈です。
さあ、みなさん 印を結ぼう♪
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