遊びのルール

八光ブログ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こんにちは、八光です。

先日、高岡忍者のお屋敷に私の友人一家が遊びにきてくれました。
大学時代の友人で、茨城県から。

元気いっぱいの息子と、友人のお母さんと。3世代の旅です。
本当に楽しい時を過ごし、忍者体験も全身で堪能してもらい、嬉しい来訪でありました。

その時に印象的なひとつのシーンがありました。

息子くんは、新しく友達になった子とチャンバラごっこを始めました。

必ず起きる、、必然なのですが
エスカレートして、刀(おもちゃ)を当てるので痛いんです笑
そのうち、

「僕の顔に当たった!!当てた!」と言って怒り出しました。

それを自分のばあちゃんに訴えているのです笑

その応答がなんとも素敵でした。

「顔に当たった~!!(怒)」

「遊んでるんだから、しかたないんだよ」(ば)

「しかたなくない!!ぜったいダメ!!そんなこといいわけない!!」

「そんなこと言ってると誰も遊んでくれなくなるんだよ」(ば)

「う~~・・」

この言い方の雰囲気が、最高でしてね。録音しておきたかったくらいです笑

叱るでもなく、ご機嫌とるでもなく、、
ごまかすでもなく、
結構ずけっと言ってるようで、たしなめている

これを、若い親が言うと印象違うんだろうな。

なんか昔話に言われてるような、、とにかく素敵なシーンでして。

僕もばあちゃんにすごく育てられたので、このじわーーと来る感じが好きなんです。

で、子供はどうするかなー・・と思って見ていました。

イライラ、モヤモヤを抱えていたようですがしばらくして、

「ねえ、これ知っとる?」と言われ、、(乗るかな、はじくかな、、(八))

「あ~知ってる!これ〇〇だよね!」

(乗った!話変えて、盛り上がりだした!!笑)

2人は別のことを見つけて、再び盛り上がり始めたのです。
これまた素敵なことだなぁと。

ここで「知らん!さっきの謝れよ!」とか、ぷいっと不機嫌をぶつければどうでしょう。

「俺だって、お前の剣が当たってたんだよ!」と喧嘩は深まるでしょう。

遊べないほうが嫌だから、水に流すことを選んだ5歳。
小さいころに遊んで喧嘩するからこそ、このおおらかさが身につくのでしょう。

いくらでも新しいこと、楽しいことは見つけられる。
その姿勢は自分で選ぶもの

遊んでるなら、生きてるなら、お互い様。そんなことぐらいあるよね。

遊んで楽しい自分でいよう。

遊ぼう。
それはまさにここ高岡忍者の意味。
遊べる私たちになろう。

地球に生まれた短い時間 何に目を向けて生きよう

あのおばあちゃんの存在、言い方 大事だなぁ笑
ずっと覚えていたいワンシーンでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました